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消費者金融でブラックと呼ぶ場合2007.07.14 Saturday
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消費者金融でブラックと呼ぶ場合はどんなことを意味しているのでしょうか? 普通想像すると、ブラックとは消費者金融の業者で流通する共通の名簿で、このブラックリストに掲載された場合、もうお金を借りることができない感じがします。このブラックとは何なのかを詳しくみていきましょう。
融資の申し込みがあった場合、消費者金融業者は、個人信用情報機関に照会して、調査をしますが、その際に支払いが滞る「延滞」「事故」(業界用語)が発生していた場合、「異動情報」と呼ばれる特別な情報が記載され、以降、数年間融資が受けられないペナルティが発生します。これがブラックリストの正体です。
異動情報に載る具体的な条件をお伝えします。本来の支払い予定日から「3ヶ月間支払いが遅れた時点」で延滞扱いとなり、異動情報が個人信用情報機関に登録されます。その後、支払いを完済すると「延滞解消」されますが、この事実は1年間記録として残ります。延滞情報は登録されてから、最低5年間は「参考情報」として残るため、延滞解消になっていても参考情報が消えない限り審査は通りません。
個人信用情報機関に延滞情報が登録されている申込み者は、どのような事情があっても、融資の審査はほぼ通りません。消費者金融業者は「全情連」と呼ばれる個人信用情報機関に加盟して情報を共有しています。銀行や信販会社もそれぞれ信用機関に加盟しており、信用機関同士で延滞情報の共有をしていますが、消費者金融の業者は銀行や信販会社の延滞情報は、調べません。逆に消費者金融による延滞情報が載った場合は、信販会社や銀行はほぼ融資が通りません。
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キャッシングは必要か?2007.05.02 Wednesday
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大手消費者金融が新規の貸付を厳しくしているそうです。
消費者金融 灰色金利廃止に備え新規貸し付け引き締め
プロミスの07年3月期連結決算によると、新規貸し付けの申し込みに対し、実際、貸し付けが決まった率を表す「契約率」は50.2%で、前期より9.7ポイント低下した。申し込み者数自体は50万人程度で大きな変化はなく、契約率の低下は「昨年12月から審査を厳しくした結果」(プロミス)といえる。08年3月期は、審査の厳格化を嫌気して、申し込み件数も45万人程度まで落ち込みそうで、契約率は40%弱を見込む。
キャッシング大手業者はみな足並みをそろえて、プロミスと同じように新規貸付を狭めているようです。しかし、キャッシングは必要悪だと思うんです。借主が正しい知識で賢く計画的に利用すれば、よいのではないでしょうか?
キャッシング用語集
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天気のよい日でした・・・。2007.04.30 Monday
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はじめてお金を借りに行ったのは、ある天気の良い昼過ぎでした。
無人契約機で必要事項を記入すると、契約機の向こうの部屋にいると思われる、女性の声で、記入内容の確認がありました。
無人契約機
というけれど、お金を借りにいくときにキャッシング会社の社員に顔を合わせなくて済むというだけで実際の審査は人がやっているのです。
そして、審査は数十分かかりました。おそらくその間に、私の会社に在籍確認の電話をかけていたのでしょう。これはあとで分かったことです。
そして、在籍していることが分かると、私にいくら貸せるかという審査なわけですが、おそらく画一的なマニュアルがあるのだと思います。
だから、気楽にキャッシングとは言うけれど、実際にキャッシングの申込みに言って即日キャッシングするまでの間の時間は実際には短いけれど、心理的にはとても長い時間でした。
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